2024.06.17
わんちゃんの健康を守るために、爪切りは欠かせないケアの一つです。正しい頻度と方法を知っておくことで、わんちゃんの快適な生活をサポートすることができます。今回は、わんちゃんの爪切りについて詳しくご紹介します。
わんちゃんの爪は人間と同様に、放置すると伸び続けてしまいます。
猫のように自然に研ぐ習性がないため、伸びすぎると問題が起こる可能性があります。
例えば、爪が引っかかったり、根元から折れたり、また極端に伸びた爪は肉球に負担がかかり、歩行が困難になる場合もあるので定期的にチェックをしてあげてくだ
さい。
狼爪(ろうそう)とはヒトでいう親指にあたる部分に爪があります。
ついつい切り忘れが多く巻き爪になりやすいので、わんちゃんが健康に過ごすために注意して見てあげるようにしましょう。
わんちゃんの爪切りの頻度は、生活環境によって異なります。
一般的には、月に1回程度が目安とされていますが、定期的に爪をチェックし、必要に応じて切ることが大切です。散歩などで外を歩くことで自然に爪が削れるわんちゃんもいますが、室内飼育の場合は爪が伸びやすいので、より頻繁なケアが必要になります。
歩いたときに「カシャカシャ」と音が鳴っているときがタイミングです。
わんちゃんの健康と快適な生活のために、定期的な爪のチェックと適切な管理が重要です。
爪切りの際には、専用の爪切り器具を用意しましょう。
わんちゃん用の爪切りや爪切りバサミなど多くの種類が市販されています。
下記が一般的でもっとも手に入りやすいものになります。
(一段目 ) 爪やすり
(二段目・左) 爪切り:ギロチンタイプ
(二段目・右) 止血剤
爪を切る際は、爪の先端から少しずつ
切り進めるようにしましょう。
血管を切ってしまうと出血してしまうので、慎重に行いましょう。
もし血管を切ってしまった場合は、
応急処置としてワンちゃん用の止血剤または、代用として小麦粉で止血をしてください。それでも、血が止まらない場合はかかりつけの獣医師に相談することをおすすめします。
わんちゃんがリラックスしている状態で爪切りを行うことが重要です。緊張していると爪を切る際に怪我をしてしまう可能性が高まります。
わんちゃんが慣れていない場合は、無理をせず、かかりつけの病院やトリミングで切ってもらうようにしましょう。
爪切り後のアフターケアも忘れずに行いましょう。
切った爪が鋭利になっている場合は、ヤスリで整えると安全です。
そのままにしておくと、じゃれたりしたときや気になるところを掻いたときにケガの原因になる可能性があります。
ただし、爪切りが苦手なワンちゃんは無理をする必要はありません。
散歩で負担なく徐々に自然と削れていくので爪切りだけでも問題ありません。
足に触れられることが苦手だったり、爪切りで痛い思いをしてしまったわんちゃんは恐怖心から,爪切りをすることが難しい傾向にあります。
当院に併設しているドッグケアは病院監修のもと、爪切りを含めたワンちゃんのケアを専門に施術しております。わんちゃんの性格に合わせて、少しでもリラックスできる環境で丁寧に爪切りをさせていただきます。
大切な家族のために適切なお手入れと丁寧な施術で健康な爪をキープしましょう。
飼っているわんちゃんのことで何かお悩みのことがある方、少しでも気になった方は是非お気軽にお問合せください!
DOG CARE 四条堀川院 谷源