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皮膚病などについて

2023.04.25

皮膚科

こんにちは!院長の獣医師吉田です。

少し前のことですが、自宅近くの仁和寺の桜を初めて見に行ったのですが、前日の雨によりほとんど散ってしまっていました。

散った桜もキレイだったので良かったですが、来年は、地元である仁和寺の桜の満開を見れればいいなと思い、仁和寺を後にしました。
さて、春は犬や猫の皮膚病にも注意が必要な時期です。
今回のブログでは、犬・猫の皮膚病について、予防と対策について詳しくお話ししたいと思います。

皮膚病は、犬や猫にとって非常につらい症状のひとつであり、かゆみや痛み、脱毛など様々な症状が現れます。
春になると気温や湿度が変わり、皮膚のトラブルが増えることがあります。ここでは、犬と猫の皮膚病の主な原因と、予防や対策についてご紹介します。

アレルギー性皮膚炎
アレルギー性皮膚炎は、食物、ハウスダスト、花粉などのアレルゲンが原因で発症します。症状としては、かゆみや赤み、脱毛、皮膚のかさつきなどがあります。
予防対策として、アレルギー原因の特定や、アレルゲンを避けることが大切です。
また、適切なシャンプーを使用して皮膚を清潔に保ち、当院から処方される薬を使用することも効果的です。

ノミやダニによる皮膚病
春になると、ノミやダニが活発化し、犬や猫の皮膚に寄生します。これにより、皮膚病が発症することがあります。予防対策としては、定期的にノミやダニの駆除を行い、ペットの寝床や部屋を清潔に保つことが重要です。

皮膚真菌症
皮膚真菌症は、真菌が原因で発症する皮膚病で、円形の脱毛部やかゆみが特徴的です。人に感染することもあるため注意が必要です。
予防対策としては、ペットの皮膚を清潔に保ち、他の感染症のペットとの接触を避けることが重要です。症状が現れた場合は、早めに当院で診察を受け、適切な治療を行うことで、早期回復が期待できます。

皮膚の乾燥
春になると、気温や湿度の変化により、ペットの皮膚が乾燥しやすくなります。
皮膚の乾燥は、かゆみやフケ、皮膚のかさつきを引き起こすことがあります。
予防対策としては、適切なシャンプーを使用して皮膚を清潔に保ち、保湿効果のある製品を使用することが効果的です。

自己免疫性皮膚病
自己免疫性皮膚病は、ペットの免疫システムが誤って自分の皮膚細胞を攻撃することで発症します。
症状としては、皮膚の赤み、かゆみ、脱毛、水疱などがあります。当院での診断が必要であり、治療には免疫抑制剤やステロイドが使用されることがあります。
ペットの免疫力を向上させる食事やサプリメントの摂取も、予防対策として有効です。

春に注意したい犬・猫の皮膚病について、原因と予防対策をお話ししました。
当院では、皮膚病に対する専門知識を活用しながら、ペットたちの健康をサポートしています。皮膚病の症状が気になる場合は、早めに当院にご受診ください。
皮膚病は早期発見・早期治療が鍵となりますので、お気軽にCUaREどうぶつ病院京都四条堀川にご相談ください。
皮膚病の予防や治療だけでなく、ペットの全般的な健康管理についてもサポートさせていただきます。

また、ペットの皮膚病予防のために、日頃から正しいブラッシングやシャンプーの方法を取り入れ、皮膚の健康を維持することが大切です。
当院では、自社の獣医師が直接開発した、人と動物の皮膚に優しいシャンプーを開発しました。動物の脂汚れや匂いが気になる方は、お声おかけください。
 

シャンプー公式ECサイトURL:https://cuareofficial.com/

犬・猫の皮膚病に悩む飼い主様が少しでも安心できるよう、当院では最新の治療法や予防法を取り入れ、ペットたちに寄り添った診療を行っています。
飼い主様とペットが笑顔で過ごせるよう、院長 獣医師 吉田をはじめとするスタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。

犬や猫の皮膚病に関するご質問や相談があれば、遠慮なくCUaREどうぶつ病院京都四条堀川までお問い合わせください。
ペットたちの健康な毎日を守るために、私たちができることを精一杯お手伝いさせていただきます。
これからも、犬・猫の皮膚病をはじめとするペットの病気に関する情報を発信していきますので、ぜひ当院のブログをチェックしてください。
皆様のペットの健康と共に歩んでいく当院を、これからもよろしくお願いいたします。

CUaREどうぶつ病院京都 四条堀川
院長 獣医師 吉田昌平